気づき

気づき

小学生の時に教室で思ったこと。

いつもいるはずの友達が何人もおらず、教室の人数が少ないとき、妙な高ぶりを感じた記憶がある。例えば、学級閉鎖までにはならないにしても、インフルエンザに感染して登校できないクラスメートが大勢いるとき。教室を見回すと、登校している人はまばらで、な...
気づき

波浪警報から連想したこと。

ラジオの気象予報。波浪警報が読み上げられて、思った。ハロー警報に聞こえるな、と。だから何だという話だが。一度頭の中でハロー警報と変換されて以来、ラジオから聞こえてくる波浪警報は毎回ハロー警報と聞こえるようになってしまった。
気づき

強風の中、田んぼ道に立っていて気づいたことがある。それは、風上に向かって耳を向けると、風の音がほとんど聞こえなくなるということである。風が吹いてくる方向を向いたり、逆に背を向けるのではない。風の流れに対して自分の体が丁度横を向くようにして立...
気づき

車はどちらから走ってきているかをあてようとする。

浴槽につかる私。窓を開ける。網戸越しに雲が見える。空、田んぼ、道路、通り過ぎる車。浴槽につかる私は、風呂場の壁や花瓶に生けられた花を、ぼーっと見る。ぼーっと見て、外を走る車の音に注目する。車がどちらから走ってきているのかを当てようとしてみる...