朝起きてすぐ、自分は4種類くらい夢を見たのではないかと思った。ただ、水を飲んだり朝食を食べたりしているうちに、夢の内容がだんだん分からなくなっていく。今思い出してみると、
・田んぼでうなぎを釣った夢
・木を植えた夢
・雨が降って、咲いていたたんぽぽの花が茎ごと地中に隠れた夢
・あと一つ、忘れてしまった。
思い出そうとすると、夢と夢の境も曖昧になってくる。朝起きた瞬間は確かに、4つくらい夢を見たと思ったのだが。もしかしたら4つの夢は1つの夢として終始つながっていて、たまたま印象的だった4場面が切り取られたのかもしれないと考えたりもした。でもやっぱりそれぞれ別の夢を見ていたように思う。
普段は見た夢の事をいちいち振り返ったり思い出したりしないが、たまにこのように振り返ってみると面白いかもしれない。夢はだいたい、自分では思いつかないようなイメージやストーリーだったりする。
夢と記憶の境も曖昧になってきた。思えば今朝は、「自分は夢を見ている」と自覚して夢を見ており、それでそのあと数分で目が覚めている気がする。夢から覚めそうな状態で夢を見ている、目が覚める、今見ていた夢を思い出そうとする。夢なのか記憶なのか、うまく表現できないが、滑らかに移り変わっていく感じがする。「夢を見る」から「記憶を思い出そうとする」までの一連の流れが、グラデーションのように滑らかに移行している気がした。
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