切られた恵方巻

恵方巻が一本ある。長すぎ太すぎ大きすぎ、なので包丁で食べやすい大きさに切ることにした。

切った。短くなったぶん不安定になったので、横に寝かせてあげることにした。

色とりどり、海鮮の断面があらわになる。

プラスチックの容器に、同じ断面の恵方巻が4つ並んでいる。この光景はもはや恵方巻ではない。巻き寿司だ。食べやすくしたあまり、恵方巻の要素はなくなってしまった気がする。なにかいけないことをしてしまったような気がする。

コメント

タイトルとURLをコピーしました