ヒヨドリが葉牡丹にとまっている。頭を左右に細かく振って周囲を気にしている様子。葉を食べる。また顔をあげて周囲を気にする。葉を食べる。顔をあげる。繰り返している。
ヒヨドリが飛び去る。
葉牡丹を観察してみる。緑色の葉、紫色の葉脈。葉は先端からちぎられたようになくなっている。ちぎれた葉の部分が乾燥していて、白く枯れたようになっている。一方みずみずしいちぎれ目をした葉もある。おそらく先ほどのヒヨドリが食べていた葉であると思われる。新鮮な葉の断面だ。
さらに観察を進めると、葉と葉の間に、いろいろな種類の植物の種があることに気づく。乾燥した白いみかんの種だろうか。スターフルーツのような形の湿った種もある。どういうことだろう。8か所くらいの葉と葉の間の隙間に、宝物を隠すかのように様々な種が挟まっている。ヒヨドリがしたのだろうか。見た目からして、糞ではないと思われる。おそらく口に含んだ種を葉の隙間にいれたと思われる。何のためだろうか。
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